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現在2児の母をしている、こぼりかと申します。

私は1人目の子どもが生後3ヶ月の頃、

メンタルが急激に悪化し産後うつになりかけました。

様々な援助により体調が一番悪化していた時期から2ヶ月後には

ブログが更新できるくらいまでに回復しました。

そして精神状態も体の調子もだんだん元に戻ってきました。

体調を崩してから5ヶ月間は精神科に通院していましたが、

現在は通院なしで元気に生活しています。

今回は産後うつになりかけた経緯と急遽産後ケア施設(助産院)に

1週間泊まることになったのでどのような施設だったのか書いていきます。

また後半では今回の経験と以前ストレスによる病気で会社を1年以上休職した経験から、

現在子育ての負担を減らしストレスを減らすために実践していることを

具体的に書いていきます。あなたのお役に立てれば幸いです。

Contents

体調が悪くなった経緯

簡単な当時の状況

30代前半。2019年6月に第1子出産。

通院歴

2016年に仕事やプライベートのストレスが重なり抑うつ状態と診断される。

1年3ヶ月休職。精神科とカウンセリングに加え、病院の復職支援施設を利用。

病院で認知行動療法を受ける。

2018年、妊娠3ヶ月の時につわりがひどく気分の落ち込みがあったため

精神科2回通院+カウンセリング2回利用。

吐き気を催す女性

2019年、産後3週間経った頃にひどい気分の落ち込みがあったため精神科2回通院。

上記のように何度かメンタルの不調を経験しています。

ただ、最初の抑うつ状態で休職するまでは私はポジティブ思考だし

精神疾患とは無縁だと思っていたのです。

経験をしてわかったのですが、自分の限界を超えたら誰でもなります。

そんなわけで妊娠中や産後3週間後に少しメンタルの不調が出ている時点で

産後うつにはなりやすいとわかってはいたのです。

しかし産後うつになりかけた兆候に気づけませんでした。

夫が長時間勤務でワンオペ気味

私は実家に産後1ヶ月滞在してから自宅に帰りました。

私が精神科通院歴があるのでもう少し長くいるはずだったのですが、

家族の体調が悪くなり早めに帰ることになったのです。

そこから一人で育児する時間が格段に増えました。

夫はかなり子育てを手伝ってくれる人なのですが、

仕事が激務で家にいる時間が短いです。

夫は泊まり勤務ありの仕事で勤務パターンは

泊まり、明け、休みの繰り返しです。

また1度泊まり勤務に入ると30時間以上帰ってこられません。

結婚前は24時間勤務だと勘違いしていたので

この勤務時間の長さには驚きました。

私は1人でいる時間が長くても基本的には平気な人ですが、

さすがに生まれたばかりの子供を長時間1人で世話をするのはかなりきつかったです。

子供の母乳拒否が始まる

子供が生後3ヶ月の時は母乳4割・ミルク6割の混合育児だったのですが、

飲みむらが出てきたり母乳を嫌がりミルクしか飲まないという事態になりました。

哺乳瓶拒否をする赤ちゃん

胸が張って痛いし母乳拒否がショックでかなりのストレスでした。

がんばって飲ませようと哺乳瓶の乳首を変えてみたり色々しましたが

あまり改善はされず心が折れました。

夕方に長時間のギャン泣きが始まる

子供が生後3ヶ月頃から夕方、泣き止まない事態になることが多くなりました。

一番ひどい時で十七時から二十一時半までずっと機嫌が悪く、

小休止をはさみながら抱っこし続けるという状況でした。

今考えたらスリングなど使えばよかったのですが

そのときは何時間も抱っこし続けていました。

赤ちゃんを抱っこしながら育児にストレスを感じる女性

ミルクをあげようとしてもギャン泣きで飲まず、母乳も拒否。

心が折れました。

後から助産師さんに指導された時に言われたのは

ミルクの足し方が足りなかったようです。

お腹はすいているのに錯乱状態になってしまい飲まなかったようです。

身体にも異変が出た産後の体調不良 

最初の身体の異変は授乳により胸に傷ができ始める 

そんなことが続き子どもが生後3ヶ月の時、急に胸に傷ができ始めました。

最初は赤くなっただけで痛くもなかったのでそのまま授乳していたのです。

しかし二週間ほどすると痛くて母乳をあげるのが苦痛なレベルにまで悪化しました。

急遽近所のドラッグストアで乳頭保護器を入手し痛みをごまかしながら授乳していました。 

そこで助産師の無料電話相談に電話をかけてみると、

その月齢と体重でそこまで傷ができることはない、

飲ませ方が悪いと乳房に傷ができますと言われました。

電話相談をする母親

飲ませ方を助産師さんに指導してもらったほうがいいといわれ、

訪問型の助産院に電話。自宅で傷ができない飲ませ方の指導をしてもらいました。 

ちなみにこの飲ませ方の指導の時に子供がおっぱいを嫌がって

くわえたがらないという状態になっていておかしいなとは少し感じていました。 

皮膚科の医者に1週間断乳してくださいと言われる

自分は大丈夫だと思っていたのですが家族が胸の傷がひどいことを心配して

皮膚科に連れていかれました。皮膚科の医者に

「傷にばい菌がいて赤ちゃんがくわえるのがだめだから一週間断乳してください。」

と言われました。

私は「1週間断乳って胸が張るし乳腺炎になると思うのですが……。」

と医者に反論はしましたが、搾乳してくださいと言われるだけでした。

手で搾乳したことあるけどそんなに絞れなかったし、

断乳のやり方なんてわからないよ!と心の中で叫びました。 

その後少しパニックになり、以前お世話になった

訪問専門の助産師さんに電話しました。事情を説明したところ、

断乳しなくてもいいと言われとりあえずその日は落ち着きました。 

ちなみに皮膚科では塗り薬と飲み薬が出ました。

塗り薬は授乳前に拭き取り、飲み薬は出産後に病院で処方されることもある薬

だったようでどちらも使用できることを助産師さんに確認しました。 

母乳が止まる 

生後3ヶ月の頃は夜間はミルクを足さずに母乳だけでもつこともあったのですが、

皮膚科受診後数日はミルクを足さないと泣き止まないことが続きました。

そしてそんな日が続いたある日急に母乳が出なくなりました。 

これにはかなりパニックになり、早急に対応してくれる助産院がないか

何件か電話しました。

翌日対応してくれる助産院があったのでそこに行くことになりました。

助産院でリラックスしたら母乳が少し復活。 

助産院で状況を見てもらいました。

赤ちゃんはやはりおっぱいをあげようとするとのけぞって嫌がります。 

助産師さん「哺乳ストライキですね。」 

私「!?」 

どうやら哺乳ストライキというものらしいです。

母親が不安定だと起こるということ。

助産師によると母乳が止まったのはストレスとのこと。

胸の傷を見せたら、自律神経失調症の症状が出ています。

助産院に泊まるレベルのストレスがたまっていると言われてびっくりしました。 

治療は私が横になって手のマッサージをしてもらいました。

その後私は仰向けに寝て、赤ちゃんを上に乗せて

目をつぶって深呼吸してリラックスするというもの。

少しそのままの状態でリラックスして、その後母乳をあげてみたら

赤ちゃんはちゃんと母乳を飲むし母乳がちゃんと出ました! 

助産師さん曰く、私ほとんど母乳マッサージしないんですよとのこと。

しばらく通院するということになりその日はそのまま帰宅しました。 

そして再度そこの助産院に行った時、本当は泊まった方がいいんだけど……

とまた言われましたが、一週間宿泊で20万円以上かかるということがわかったので

またしばらく通院しますということになりました。

ここで実家に連絡し、実家に帰るということで話がまとまりかけたのですが

諸事情により帰れなくなりました。 

激しい気分の落ち込み、産後ケア施設助成申請のため市の保健センターに電話 

母乳育児がうまくいかないことと夕方の長時間ギャン泣きで

ちゃんと育児できていないような感覚に陥っていました。

そうしているうちに激しい気分の落ち込みと身体が重く家事などができず

ほぼ寝て過ごすというように体調が悪化しました。

insomnia

そんなときに他の地域に住む友人が市の産後ケアの助成を使って

産後ケアの宿泊を利用するかもしれないという話を思い出しました。

自分の地域でも産後ケアの宿泊(助産院での宿泊)の助成をやっていないか調べました。

調べた結果産後ケアの助成を自分の住む地域が行なっていることが発覚し、

申請をしました。 

母乳が出るようになったが今度は詰まる

母乳が出るようになりましたが、まだそんなに母乳量が回復していないと思い込み

ミルクを多めに足していたら、足し方が多すぎたようで母乳が詰まり

胸がカチカチになりました。

いつもはこの状態でも根気よく吸わせれば治るのですが、

朝40分、昼も30分詰まっている方だけを根気よく吸わせても全く解消しません。 

母乳が止まった時にお世話になった助産院に電話しマッサージをお願いしました。

プロの助産師さんに2時間マッサージしてもらいましたが

あと少しというところで詰まりが取れません。

なかなか詰まりが取れないのは冷えが原因とのことで

生姜入りの温かい飲み物を途中飲んだりしました。

帰宅後、赤ちゃんに吸ってもらってようやく詰まりが取れました。 

産後ケア施設を利用することになる 

助成金を使っての産後ケア利用について市の保健センターに連絡後

審査がスムーズに通りました。

そのためすぐに産後ケアを利用できることになりました。

助成金を使う場合は通常は審査に1週間ほどかかるようです。

精神状態を確認するための質問票で私が回答した内容が悪かったようで

自宅に来た助産師さんが審査の手続きを早くしてくれるようがんばってくれたようです。

そのおかげですぐに審査が通って助かりました。 

産後ケア施設はこんなところだった 

産後ケア施設でのサービス 

私は助産院に1週間宿泊することになりました。

私の利用した産後ケア施設は3食ご飯付きで赤ちゃんを昼の間見てもらえて

昼寝させてもらえました。おいしいご飯が3食きちんと食べられて、

お昼寝させてもらえて、育児相談に乗ってもらえて、

悩みを解決する方法考えてくれてつまりは最高の場所でした。 

産後ケア施設で助産師に聞いて解決した悩み  

悩み相談『お風呂に赤ちゃんを1人でうまく入れる方法』 

助産院に泊まるまで、夫がいなくて1人で入れるときはベビーバスで

生後3ヶ月の息子を無理矢理入れていました。

もうベビーバスを使うのもだいぶ窮屈になっていてギリギリだったのですが、

大きな湯船に一人で入れるのがまだ怖くてベビーバスを使っていました。

夫がいるときだけ湯船に入れていました。

そして自分は子供が寝ている隙にシャワーだけ浴びていたのですが、

髪を洗っている時など中途半端な時に子供が起きてしまったりして

入っている気がしませんでした……。

しかも、ベビーバスはすぐお湯が冷めてしまい適温で入れるのが難しく感じました。 

助産院で教えてもらった方法は、まず脱衣所に子どもを待たせておき

自分が身体を先に洗う、湯船にお湯を張ってその中で子供を洗って

ついでに一緒に自分も湯船に浸かるというものでした。

子供を湯船の中で洗うという発想が自分にはなかったので驚きでしたが、

この方法はベビーバスを後で片付ける必要もないし自分も湯船に浸かれて

一緒に入れるし楽です。 

子供を脱衣所で待たせている時泣いてしまうことが多かったので、

助産院で習ったことにプラスして自分が身体を洗っている時は

子どもをバウンサーに乗せて待たせることにしました。

bouncer

(バウンサーは助産院で使わせてもらって楽しそうに乗っていたので購入しました。

赤ちゃんによっては苦手な子もいると思うのでどこか試せるところがあれば

試した方がいいとは思います。) 

そして自宅のお風呂は追い炊き機能がないので、お風呂に張るお湯を熱めのお湯にして

入る時に水を足して調節しています。こうすると少し準備に手間取って時間が経った後でも

お風呂の温度が冷めすぎないです。

ちなみに子供が2人いる現在、大人1人で子供をお風呂に入れる場合は

シャワーのみで済ませています。

方法はみんなで一緒に浴室に入り、先に下の子供の身体を洗って

外のバウンサーで待たせる方式にしました。

バウンサーで待たせている間に自分と下の子供の身体を洗っています。

バウンサーのおかげで1人でも子供2人を安全にお風呂に入れることができるので

助かっています。

悩み相談『夕方のギャン泣き(黄昏泣き)の改善方法』 

あくまで私の場合なのですが、助産師さんに状況を見てもらったところ

母乳の出が夕方は悪くなっているのに

昼間と同じ量しか夕方ミルクを足していなかったことが原因ということでした。

お腹がすきすぎて錯乱状態になってしまい

ミルクを飲ませようとしても飲まなかったようです。

赤ちゃんが錯乱状態になった時の落ち着かせ方を教わりました。 

悩み相談『赤ちゃんが錯乱状態になった時の落ち着かせ方』 

助産師さんに赤ちゃんが錯乱状態になった時の落ち着かせ方を教えてもらいました。 

・お風呂に入れる(一度入れていたとしても、もう一度お湯だけかけたりする) 

・うちわや下敷きなどで風を送る(扇風機でもいい) 

・外に連れていく 

・赤ちゃんの足をお母さんの身体のどこかに触れさせておく(こうすると赤ちゃんが落ち着くらしい) 

・寝かしつけは早めに行うようにする 

お風呂に入れるのは16時から18時ぐらいまでの夕方にして、

その後早めに寝かしつけを行うといいと言われました。

早めに寝かしつけると夜少し自分の時間も持ててほっとします。

また助産師さんに添い乳のやり方も教えてもらって

寝かしつけの方法が増えて楽になりました。 

悩み相談『母乳をやめるかどうか真剣に悩んでいる』への回答 

精神状態が悪くなった主な原因は母乳トラブルだったので、

夫や市の助産師さんに母乳をやめるという選択肢もあると言われ悩んでいました。

そこで産後ケア施設の助産師さんに相談したところ母乳をやめるのは簡単だけど、

再開するのは難しいと言われました。

家に帰っても続けてみてダメそうだったら

断乳の方法を相談するということにしました。

ミルクの割合は多くなりましたが

産後ケアが終わって1ヶ月後も混合育児を続けています。

その後ほぼミルクでたまに母乳という感じで細々と続けていましたが

生後9ヶ月くらいの時に自然と卒乳しました。 

助産院での指摘と産後ケア利用後の状況 

手を洗いすぎと言われた 

手の皮膚がかなり荒れていたのですが、助産師さんに手を洗いすぎているから

おむつ替えの時のおしっこぐらいだったら石鹸を使わない方がいいですよと言われました。

wash hands

指摘されてから思い返してみると、毎回のおむつ替えの時と自分がトイレに行った時も

手を洗っていたので多分一日二十回以上石鹸で手を洗っていました。

荒れるのは当たり前ですね。そこで助産師さんにおすすめされた

刺激の少ないというココナツ洗剤という何にでも使える洗剤をハンドソープとして使い、

手を洗う頻度も減らすことにしました。

その後コロナウイルスが流行している状況になってしまったので

低刺激のハンドソープを使うことはそのまま継続しつつ回数は戻しました。

手を洗う回数が戻ったので保湿をしっかりしています。 

低刺激のハンドソープを使っているおかげで手荒れが治りました。  

必要以上に子供にかまいすぎていた 

助産師さんに子供に接する時間が長いと言われました。

必要以上にかまいすぎているので、赤ちゃんを一人で遊ばせたりしてもいい

と言われました。

過去を振り返ってみると赤ちゃんにかまいすぎて食事の途中でも

赤ちゃんが気になってまともに食べていないことが続いた時期がありました。

母親が3食しっかり食べることは重要と言われたので、

自分のことをおろそかにしてまで赤ちゃんにかまわなくていいということがわかり

ほっとしました。

自分が不安定だと赤ちゃんも不安定になることは哺乳拒否の状況からもわかったので

育児する時に自分をもっと大切にしようと思いました。 

泣き声を聞くのが苦手という指摘 

私が泣き声を聞くのが苦手という指摘もされました。

baby- naku

思い返すとこのくらいならお腹すいているだろうと泣く前に授乳をすることを

わりとよくしていました。

赤ちゃんは泣くものだから泣いてから対応した方がいいと言われました。

そう言われてから、以前より泣き声に対して過剰に反応しすぎず

落ち着いて対応できるようになりました。 

産後ケア施設利用後の状況 

家に帰ってからも身体が重かったので帰ってから2週間は夫の協力のもと

家事をほとんどせず育児のみをして寝て過ごしました。

その結果産後ケア施設利用3ヶ月後では手荒れや胸の傷は

完全には治っていなかったのですが

精神的にはだいぶ回復しました! 

また以前は具合が悪くなると実家近くの精神科に通院していましたが

結婚後電車で1時間近くかかるため、自宅近くの精神科に転院しました。

本来であれば以前の病院に紹介状を書いてもらうべきところだったのですが、

今回急激に体調が悪化したため事情を話して紹介状なしで受け入れてもらいました。

産後ケアを利用するのと同時期に授乳中にも飲める漢方を精神科で処方してもらい

しばらく転院した精神科に通院はしていました。

精神科も産後ケアを利用して5ヶ月後に通院を終了しました。 

今回自分の体調の悪さに気づくのが遅すぎたのは反省点です。

産後ケア施設の助産師さんに産後ケアは体調が悪くなる前に使うものですよ

と言われたので早い段階から利用すればよかったと後悔しました。 

また産後ケア施設で教えてもらったことを家で実践し、

格段に身体が楽になったので育児指導を受けてよかったです。   

体調が悪くなったときにやるべきこととやっておいたほうがよかったと後悔したこと 

今回の経験を通して産後体調が悪くなった時にやるべきだと思ったことを書きます。 

助けを求める 

数年前抑うつ状態で治療していた時、復職支援センターで

まずいと思ったら周りに相談したり、助けを求めろと言われました。

今回はそのことを実践し、市の保健センターに何回か連絡したり

助産師さんに電話したり直接相談したりしました。

こっちから発信しないと相手は何もわからないので

まずいと思ったら外部に相談は絶対にした方がいいです。 

ママ友に相談する母親

産後ケア施設の助成金があるかどうか調べる 

私の場合は通常1週間の宿泊利用で20万円近くかかるところを

助成ありで実費は5万円くらいですみました。

助成があるのとないのでは全然違うので

産後ケア施設を利用する前に助成金について調べるのはおすすめです。

助成金なしでも24時間対応で食事と育児指導込みで1泊約3万円なので

そう考えると安いと思います。助成金ありだと破格です。

助成金が出なくても利用せざるをえない状況だったので利用はしていたと思いますが

助成金が出て本当に助かりました。 

周りに協力してもらいとにかく睡眠時間を確保する 

私は産後の体調不良以外にも、結婚前にストレスで抑うつ状態と診断され

1年3ヶ月間休職したことがあります。

不眠、食欲不振の両方を抑うつ状態の時に経験していますが

食べられないのと眠れないことのどちらがつらいかと聞かれたら

断然眠れないこと!と答えます。

ちなみに私は食べることが大好きな人ですが

それでも睡眠が取れないことのほうがつらいです。

睡眠が取れないだけで正常な判断ができなくなります。

そして眠れないと気分が落ち込みます。

部屋の隅で落ち込んでいる女性

産後うつに多くの人がなる理由は環境の大きな変化に加えて、

睡眠の質の低下があると個人的に経験を通して感じています。

子供が生まれたということだけで大きな変化です。

私は産後1人目の産院では母子別室の割合が比較的多かったにもかかわらず

ほとんど眠れませんでした。

あまり眠れないと産んだ病院の助産師さんに話したとき、

「何でですか?」と聞き返されました。

子どもが生まれるという大きな環境の変化のストレスは

経験しないと理解されないこともあるのだなとそのとき感じました。

子どもが生まれてうれしいのですがやはり変化が大きすぎてストレスにはなります。

精神的にも眠れないことが多いのに子供への対応でほぼ眠れないので

二重にしんどいのです。

本当に眠れなくて大変だった時は

夫が泣いている子どもをドライブに連れて行ってくれて

その間2時間くらい夕方寝るということをしていたときもありました。

とにかく子どもの世話以外は睡眠を取ることを何に変えても優先させてください。 

ストレス解消法の実践 

妊娠中に自宅でできるストレス解消方をたくさん考えて習慣づけておくというのを

もっとやっておけばよかったと思いました。

子どもが生まれた後は寝不足で頭がまわらないことが多いです。

また、ストレス解消法を頭で何個も考えていても習慣化できていなければ

ストレス解消をしたほうがいい状態の時にでてこないです。

好きな飲み物を飲むといった簡単にできるものをとにかく数を出しておいて

すぐできるようにしておくことがいいそうです。

これをコーピングといい、簡単にできることを100個書き出し

コーピングリストを作っておくのはストレス解消に役立つということです。

私は仕事のストレスで休んでいたときに

コーピングリストを100個書き出しておいたのですが、

映画を見ることやカフェに行くことなど外でしかできないものが多かったため

産後うつになりかけたときに役立ちませんでした。

なのでその後家でできるもののみ100個書き出したものを作り直しました。

参考に自分が作ったものを載せておきます。 

 

1  睡眠時間の確保(難しい時は外部に頼る。産後ケア施設の利用、夫の協力など)
2  ご飯を食べておいしいねと言い合う
3  ブログを書く
4  瞑想、マインドフルネス
5  子供の写真集を作る
6  子供の写真を自宅で本気で撮影(おうちスタジオごっこ)
7  髪を切る(家で)
8  アーモンドチョコレートを食べる
9  ミュージカル映画の音楽をかける
10  抹茶プリンを食べる
11  思いっきり泣く
12  泣ける映画をテレビで見て泣く
13  アボカドを食べる
14  クリスタルボウルの音楽を聴く
15  鯖を食べる
16  タッピング(鎖骨などを軽く叩く。精神科で教えてもらった)
17  家族の写真を見る
18  アップテンポの音楽を聴く
19  笑い話をして笑う
20  お湯を飲む
21  いい香りのハンドクリームを使う
22  蒸しタオルで目を温める
23  おしゃれする
24  ほうじ茶ラテを飲む
25  おうちカフェをする
26  書類を捨てる
27  鳥のさえずり、川のせせらぎなどの自然音を聴く
28   作ったことのない凝った料理作り
29   新明解国語辞典を読む
30   鉄道地図を見て知らない地域のことを知る
31   お風呂にゆっくり浸かる
32   懸賞に応募する
33   肩をぐるぐる回す
34   ホームベーカリーでパンを焼く
35   お笑いを見て笑う
36   朝、ベランダへ出て朝日を浴びる
37   積読本の整理
38   家のテレビで映画を見る(泣ける映画以外)
39   手帳を充実させる
40   考えを紙に書き出し整理する
41   戦国時代について調べる(自分が歴史好きのため)
42   明るい色の服を着る
43   アレクサにいっぱい話しかけて遊ぶ
44   ためになるYouTubeを見て勉強する
45   子供の離乳食のバリエーションを考える
46   抹茶ラテを飲む
47   ココアを飲む
48   ろうそくの炎の動画を見つめる
49   写真の整理
50   歴史ドラマを見る
51   手紙を書く
52   豆苗を育てる
53   本を読む
54   嫌な出来事を紙に書き出す
55   ベランダから空を見る
56   手のツボ押し
57   家族からのリクエスト献立を作る(余裕があるとき)
58   深呼吸
59   家族と一日の出来事について会話
60   家族に感謝を伝える
61   家族に話を聞いてもらう
62   お菓子作り
63   ヨーグルトメーカーでヨーグルトを作る
64   手帳を充実させる(やることのリスト作成)
65   ホームベーカリーでパンを焼く
66   ストレッチ
67   いつも使っていない別の部屋に行く
68   ぼーっとする
69   雑誌を読む
70   漫画を読む
71   手帳にやりたいことリストを書く
72   手帳にやらないことリストを書く
73   片付け
74   自宅でできる謎解きをする
75   いらない紙を破る
76   いらないものを捨てる
77   ホームベーカリーの使っていない機能を確認する
78   写経
79   簿記の勉強
80   緩衝材のプチプチをつぶす
81   今後の人生でやりたいことのリストを作る
82   日記を書く
83   ペン字練習帳をやる
84   家でできるヨガをやる
85   資格について調べる
86   積読本の整理
87   懸賞に応募
88   近所の新しい散歩ルートを考える
89   塗り絵
90   グーグルマップのストリートビューでバーチャル散歩
91   ホットクックで作ったものがないものを作る
92   災害時の避難方法や避難グッズなど再確認
93   断捨離
94   時刻表を読む
95   マインドマップを書いて、頭の中の思考を整理する
96   仮の旅行計画を考える
97   石田三成ならどうするか考える
98   伊能忠敬ならどうするか考える
99   自分が戦国武将だったらどのように城の防御をするか考える
100    目をつぶって星空を想像する 

コーピングリストはかなり自分の趣味が反映されますね。

ぜひ自分なりのストレス解消リストを作ってみてください。

リストを作る作業も楽しいです。

昔作ったものは環境が趣味が変わって使えなくなったりするので

リストは更新してください。

家事は時短家電で負担を軽減し自分の時間を作る 

これは体調が悪くなって回復した後の話なのですが、

復職に向けて時短家電を大量導入したことで家事負担が減り子育てが楽になりました。

そのことから出産前からもっと早く時短家電をたくさん導入しておき

出産直後から家事負担を減らしておくべきだったと後悔しました。

職場復帰時に購入した家電はホットクック、食洗機、冷凍庫です。

結婚した時からドラム式洗濯機、シャトルシェフという鍋は持っていました。

この中で1番時短効果が高いと感じている家電はドラム式洗濯機です。

ホットクックは蒸しにんじんスティックが十分程度で作れたり、

カレー・スープモードでは鶏肉がほろほろになって食べやすくなるので

子供の離乳食に大活躍しています。

またホットクックは予約調理ができるので朝セットして

夜になると料理ができているといったこともできます。

シャトルシェフは沸騰してから火から下ろし、

保温容器に入れて放置するだけで料理ができる保温調理鍋です。

途中から火を使わずに料理できるため子育て中に便利です。

ただしシャトルシェフは保温容器に1日入れっぱなしにするなど

あまりに長時間になると温度が低下して腐りやすい温度になるため、

長くても2時間くらいまでの放置がいいとは思います。

1人目と2人目の違い   

2人産んでみて思ったのはきょうだいで性格が全く違うということです。

上の子は1歳になるまでに夜泣きがひどくて

深夜に1時間以上抱っこ紐つけて抱っこするなんて日常でした。

そしてあまりに夜泣きが長く私が疲弊したときは

夫が深夜に赤ちゃんだけ連れてドライブに連れて行ってくれて

その間に休んだりしました。

そして人見知りがとても激しく、生後7ヶ月の頃に祖父母が来た時は

部屋の隅で怯えてました。

2時間以上泣き止まなかったです。

下の子は1歳になるまで夜中に起こされることはあったものの

ドライブに連れていくようなことは1度もなかったです。

また下の子に関しては生後7ヶ月以降は知らない人が来ても最初少し泣いているだけで

あとはにこにこしてました。

上の子は3歳になった今でも布団が少しでも

ふとんぐしゃぐしゃ!と言って直させたり、

結構神経質なところあるな、と感じてます。

私自身3人きょうだいですが、私は好き嫌いがほとんどないのに

弟は嫌いな食べ物がかなり多いです。

なので、子どもが離乳食を食べなかったり、神経質なところがあっても

お母さんのせいではなく子どもの個性だと思ってます。

まとめ 

人間はいいことでも悪いことでも環境の変化にストレスを感じる

メンタルヘルスマネジメントの本で知りました。

個人的な経験として今までしてきた仕事と全く違う分野の部署に異動になったときは

しんどかった記憶があります。 

初めて母親になるという経験は素晴らしいことでありますが

新生児から1歳になるまでは特に命を守っているという責任感からストレスを感じました。

睡眠がうまくとれないことがさらに追いうちをかけていました。

1人で抱え込んでも状況はよくならないので

周りにたくさん相談していくことが1番大切だと自分の経験から実感しています。

子育てで困っている方はまずは電話相談などを利用し

自分の悩みを外に出して助けを求めてください。

子どもを抱っこして夕日を見る母親

私も上の子が0歳児の時はたくさん外部の機関に電話相談しました。 

私は周りの方のたくさんの助けがあり上の子どもが1歳になったときには

時短勤務をしながら保育園に通わせて

仕事ができるくらい元気になりました。

子育ては自分の時間がなかなか取れなかったり

睡眠がコントロールできないところがあり大変です。

1人目の子どもが0歳児の頃は、はじめての子育てで何が何だかわからず

いっぱいいっぱいのところがありました。

今は手を抜けるところは手を抜くようにし自分を大切にしつつ子育てをしています。 

このように精神科に通うほど大変だった時が人生で2回ありますが、

2回ともあのときは大変だったなと振り返れるくらいにはなっています。

私のこの経験が誰かのお役に立てば幸いです。 

無料個別相談のお知らせ

そうは言っても相談先の見つけ方すらわからない、という方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回、妊娠中の方へ向けた無料の個別相談を行うことにしました。

妊娠中に悩みや不安があったり、とにかく話を聞いてほしいなど

相談内容はなんでも大丈夫です!

無料個別相談はGoogle Meetのビデオ通話を使用します。

無料個別相談ご希望の方は

こちらから日程調整をお願いします。

(※下の子どもの1歳児が保育園にまだ入れていないので、画面に映る場合があります。

ご了承ください。)

候補だけを表示(登録不要)を押すと

登録なしに日程調整だけを行うことができます。

※日程確定後のご案内はLINEではなくメールアドレスに届きます。

(キャンセルなどする場合はメールアドレスに記載のリンクから行えます。)

何かわからないことがあればお気軽にご連絡ください。

よろしくお願いいたします。